- 生ごみ処理機「いる?orいらない?」と悩んでいる人
- 自分で行う生ごみの臭いやコバエ対策に限界を感じている人
- 購入前に機種の使い勝手をレンタルで試してみたい人
毎日の生ごみの量が減り、臭いや保管の悩みも軽減できる生ごみ処理機。
特に、暑い季節は臭いやコバエが発生しやすく、対策として検討する人も増えますよね。
しかし、生ごみ処理機は高価なうえに「いらない」という声もあり、購入を迷ってしまうことも。
そこで本記事では、「いらない」といわれる理由や生ごみ処理機が向いている人の特徴を解説!
さらに、後悔しない選び方のポイントからおすすめ商品、レンタルサービスまでまるっと紹介します。
この記事を読んで、自分にも環境にもやさしい生活をスタートしましょう♪

- 生ごみ処理機が「いらない」と言われる理由とは から読む
- 生ごみ処理機のメリットデメリット から読む
- 生ごみ処理機はこんな人に向いている! から読む
- 生ごみ処理機は『乾燥式』がおすすめ! から読む
- 生ごみ処理機の後悔しない選び方4つのポイント から読む
- 生ごみ処理機おすすめ3選 から読む
- 生ごみ処理機のレンタルなら人気の3サイト! から読む
- まとめ から読む
生ごみ処理機が「いらない」と言われる理由とは
生ごみ臭やコバエ対策にもなる生ごみ処理機ですが、「いらない」という意見も…

「いらない」という意見には、実は理由がありました。
詳しくみていきましょう!
生ごみ処理機が「いらない」理由!
- 維持費が意外とかかる
- メンテナンスの手間
- 設置場所の確保
- 使う頻度が少ない
選ぶ生ごみ処理機により、維持費が異なります。
乾燥式なら電気代とフィルター交換代、バイオ式なら発酵促進剤代など、定期的にコストがかかります。
メンテナンスは、生ごみを入れるトレーやフィルター清掃などです。
また、生ごみ処理機の本体が想定より大きく、設置場所に困るor設置場所が限られるという声も。
「いらない」という声で最も多かったのは、「使う頻度が少ない」という意見です。
マンションなどで24時間ごみ出し可能やキッチンにディスポーザーがついている家庭。
ごみ回収日まで冷蔵庫で生ごみを凍らせるなどで対策できてしまう家庭など。
一部の人たちにとって、生ごみ処理機の必要性が低いことが理由です。



自分の生活スタイルに合っているのか考えると良いね♪
生ごみ処理機のメリットデメリット
「いらない」という意見もありましたが、実際生ごみ処理機のメリットデメリットはどんなものがあるのでしょうか。



メリットデメリットをしっかり知らないと比較できないもんね!
生ごみ処理機のメリットデメリット
年末年始やお盆の時期など、長期間ごみ回収がない場合など…
臭いやコバエを気にせず保管できるのは、かなり嬉しいポイントです♪
ごみの量が大幅に減ればごみ出しのストレスも軽減され、ごみ袋も削減できますね。
しかし、維持費や設置場所については、購入前にしっかりと確認したいポイントです。



初期費用に関しては地域や自治体により補助金が出る地域も!
お住まいの地域を確認してみましょう。
生ごみ処理機はこんな人に向いている!
一部の人に必要性が低かった生ごみ処理機。
実は、生ごみ処理機が向いている人たちがいるんです!



向いている人の項目に当てはまったら、生ごみ処理機を検討しても良いかも知れませんよ。
生ごみ処理機が向いている人
- ゴミ出しの制限がある人
- 自炊をよくする人=生ごみの量が多い人
- 生ごみの臭いやコバエ対策をしたい人
- 一人暮らしの人
ごみ回収日が決まっている場合、年末年始やお盆の時期など8〜10日間捨てられないなんてことも…
また、自炊をよくする人は、しない人に比べ生ごみの量が多くなり、生ごみ処理機があると便利です。
生ごみの腐敗臭やコバエを絶対に防ぎたい人にも、生ごみ処理機は向いています。
どれだけ対策をしても、臭いやコバエを完全に防げる訳ではないですよね…
少し意外かも知れませんが、一人暮らしの人にも生ごみ処理機はおすすめです。



一人暮らしで、生ごみの量が少ないのに必要なの?
生ごみの量が少ないため、ごみの量が貯まらず週1回しかごみを出さない人も多いんです。



しかし、生ごみをそのまま保管しておくと、臭いやコバエの原因に。
生ごみ処理機は『乾燥式』がおすすめ!
生ごみ処理機には、3つの処理方法があります。
生ごみ処理の方法が違う・処理後のごみの量・価格などが処理方法により異なるため、わかりやすく比較してみました。
生ごみ処理機の処理方法別比較
乾燥式 | バイオ式 | ハイブリット式 | |
処理方法 | 温風などで乾燥 | 微生物で分解 | 乾燥式+バイオ式を合わせた処理方法 |
処理後の生ごみの量 | 7分の1程度に減少 | 10分の1程度に減少 | 10分の1程度に減少 |
設置場所 | 室内 | 屋外 | 屋内・外 |
補充基材と維持費 | 電気代 フィルター代 | バイオチップ補充 電気代(自動かき混ぜのみ) | バイオチップ補充 |
価格 | 2〜8万円程度 | 2〜9万円程度 | 10万円〜 |
生ごみ処理機は、乾燥式は温風で生ごみを乾燥、バイオ式は微生物で分解。
乾燥式とバイオ式のいいとこ取りをしたハイブリット式の3つです。
3つの中でも一般家庭での使用には、乾燥式がおすすめです。
「乾燥式」がおすすめな理由
- 本体がコンパクト
- メンテナンスがそれほど難しくない
- 室内に設置可能
乾燥式は、電気代・フィルター交換代という維持費がかかりますが、コンパクトなので室内の設置が可能です。
バイオ式は処理中の臭いと本体サイズから屋外設置。
ハイブリット式は、処理中の臭いはなく室内OKですが、本体サイズが大きいため雨がかからない屋外への設置がほとんど。



毎回ごみを入れに屋外へ行くのは、意外と手間に感じてしまうかも…
マンションやアパートなどでベランダに設置すると、隣近所へのにおい問題も心配になりますよね。
乾燥式は処理中の臭いをフィルターで抑えられ安心です。



乾燥式は「処理中の臭いが少し気になる」という口コミも。
しかし、換気可能なスペースへ移動するなどで対策も可能です。
生ごみ処理機の後悔しない選び方4つのポイント
生ごみ処理機を選ぶ際は、しっかりとポイントを押さえることで購入後の後悔を防げます。
一つ一つをしっかりチェックして検討しましょう♪
①処理可能な量
家族の人数や自治体のごみ回収頻度を考慮し、自分に合った生ごみ処理機の容量を計算しましょう。
環境省の調査結果によると、2023年時点で1人の1日あたりのごみの量は890グラム。
町田市の調査で、生ごみ排出量が1日一人あたり約151グラムが目安なのがわかりました。
【一般廃棄物の排出及び処理状況等(令和3年度)について】
(主な結果)
引用元:環境省
- ごみ総排出量は4,095万トン(東京ドーム約110杯分)、1人1日当たりのごみ排出量は890グラム。
1日の1人当たりの生ごみ量は、約151グラムと推定されます。
引用元:東京都町田市



実際に出るごみの量を把握して、生ごみ処理機の処理容量と比較しよう♪
②設置場所



設置しようとしている場所に合わせて生ごみ処理機を選ぶ必要があります。
3つの中で最もコンパクトな乾燥式でも、サイズ確認は必須!
また、電気を使用する乾燥式・自動かき混ぜのバイオ式・ハイブリット式の場合、設置場所にコンセントがあるかも確認しましょう。
③維持費
生ごみ処理機は処理方法により、かかる維持費が異なります。
調査の結果、毎日使用すると仮定した月平均は以下のとおりです。
乾燥式
電気代 月平均:500〜1,700円前後
フィルター交換代 1,700〜4,500円前後
バイオ式(自動混ぜ込み・脱臭機能付きのみ)
電気代 月平均300円〜1,000円前後
バイオチップ 6ヶ月分相当量で5,000円前後
ハイブリット式
電気代 月平均1,200円前後
バイオチップ 6ヶ月分相当量で5,000円前後
フィルター交換の時期は、機種や使用頻度により異なります(4〜9ヶ月に1度程度)。



バイオチップはメーカー指定のチップでなければならない機種もあり、値段は様々です。
④メンテナンス方法
生ごみ処理機のメンテナンスは機種により異なります。
乾燥式のほとんどは、本体の水拭き・受け皿の水洗いです。
バイオ式・ハイブリット式は、ブラシやヘラを使用して処理槽内に付着した基材の除去を行います。



購入前にレンタルで試したい人に♪
この記事の、【生ごみ処理機のレンタルなら人気の3サイト!】を参考にしてくださいね。
生ごみ処理機おすすめ3選
「生ごみ処理機はどれがいいか迷ってしまう」という方に、乾燥式のおすすめ人気モデルを3つ紹介します♪



特長や値段など、ぜひ参考にしてくださいね。
①パナソニック|MS-N53XD(乾燥式)


価格 116,600円 |
サイズ W26.8×D36.5×H55cm |
・1回で最大2キロの生ごみを処理可能 ・約130度の温風で乾燥除菌し臭いも軽減 ・大容量なのにコンパクト ・プラチナパラジウム触媒で脱臭フィルターなし |
パナソニックのMS-N53XDは、とにかく大容量なのにコンパクトな設計が人気です。
また、130度と高温の風で処理するため、処理中の臭いも軽減してくれます。
さらに、脱臭フィルターがないので、交換する必要がありません。



家族が多い家庭にもおすすめだね!
②シマ株式会社|パリパリキュー(乾燥式)


価格 49,500円 |
サイズ W23×D27×H27cm |
・1回で最大1キロの生ごみを処理可能 ・置き場所に困らないコンパクト設計 ・生ごみバスケットを三角コーナーとして使える |
シマ株式会社のパリパリキューは、コンパクト設計でキッチンに置いても違和感のないデザインが好評です。
本体内の生ごみバスケットを取り出し、三角コーナーの代わりに使用。
そのままパリパリキューへ入れて処理できるので、とっても手軽に使えます。



置き場所に困らないので、一人暮らしの方にもおすすめですよ♪
③レコルト|RDP-1(乾燥式)


価格 41,800円 |
サイズ W28×D36.5×H30.5cm |
・1回で最大1.5キロの生ごみを処理可能 ・「ストレージモード」で生ごみを溜め置いても臭いが気にならない ・乾燥+粉砕するのでゴミがより軽くなる |
レコルトのRDP-1は、おしゃれなデザインながら、生ごみを乾燥・粉砕してさらに軽量化できると注目されています。
また、1日分の生ごみを溜めても臭いをおさえられる「ストレージモード」を搭載。
粉砕用の羽根は掃除が大変そうですが、「クリーニングモード」搭載でお手入れも簡単ですよ。



家族でも一人暮らしでも、手軽に使えそうだね!
生ごみ処理機のレンタルなら人気の3サイト!
生ごみ処理機を購入する前に、レンタルサービスの利用がおすすめです♪



実際に商品の使用感を試せるので、購入後の後悔を防げますよ。
①レンティオ


レンタル可能機種と月額料金 |
MS-N53XD(パナソニック) 月額8,800円 パリパリキュー(シマ株式会社) 月額3,200円 パリパリキューライトアルファ 月額1,700円 |
家電に特化したレンタルサービスで取扱商品が豊富なレンティオ。
月額利用者数14万人超えと、利用者が多いのも安心です。
②パナソニック
パナソニックの定額利用サービスは、公式だからできる破格の値段設定が人気です。
過失故障でも修理代が無料など、手厚い保証で満足度も高いでしょう。



48ヶ月の縛りがデメリット。
しかし、解約手数料として月額料金2ヶ月分を支払っても他社サービスに比べ安いですよ。
③kikito
kikitoは、docomoが運営するレンタルサービス。
低価格で最新家電をレンタルできると話題です。
往復送料無料で、2週間程度の短期プランもありますよ。
まとめ
今回は、生ごみ処理機が「いらない」といわれる理由、向いている人の特長やおすすめのレンタルサービスなどについて紹介しました♪
本記事のまとめ
- 生ごみ処理機が「いらない」といわれる理由は主に4つ
ランニングコスト・メンテナンスの手間・設置場所の確保・使う頻度が少ない - 生ごみ処理機は3つの処理方法があり、「乾燥式」がおすすめ!
- 選び方のポイントは「処理可能な量」「設置場所」「ランニングコスト」「メンテナンス方法」を確認すること
- 生ごみ処理機のおすすめ機種は、
①パナソニックのMS-N53XD ②シマ株式会社のパリパリキュー ③レコルトのRDP-1 - 「使い勝手を試したい!」「購入を迷う」なら、レンタルで試してみよう♪
「使う頻度が少ない」ことが「いらない」といわれる理由で多かった生ごみ処理機。
しかし、向いている人の特長に当てはまる人にはとても便利な商品です。
特におすすめな「乾燥式」は、一人暮らしでも手軽に使えて臭いやコバエ対策にも効果的。
購入後に後悔しないために、選び方のポイントをしっかりおさえて、自分に合った機種を見つけましょう。



レンタルで試してみるのもひとつの方法。
使い勝手はもちろん、自分に必要かどうかも判断できますよ♪